onEdit extended triggerによるインクリメンタルサーチ機能
Author: takeuchi@fcs21.jp (richiet)
onEdit extended triggerによるインクリメンタルサーチ機能 Uniface 9.6.04から、onEdit イベントが新しくTriggerに追加されました。 この機能は、ユーザによってEdit Box にデータが入力された後、イベントとしてトリガ イベントが実行されます。 この機能を使うことで、インクリメンタルサーチ機能を実現することが可能です。 インクリメンタルサーチとは、検索したい用語を1文字ずつ入力するごとに、その時点で該当する 候補一覧を表示しながら絞り込んでいく検索方法です。 [機能説明] 検索項目に文字入力後、Edit Box のonEditイベントが発生し、 Extended Triggersに定義されているTrigger onEditが実行されます。 Trigger onEdit には、入力された文字列を元に検索が実行されるコードを 予め定義しておくことで、インクリメンタルサーチ機能を実現できます。 [Trigger onEdit サンプルコード] trigger onEdit variables string vSearchProfile endvariables clear/e "CUSTOMER" if (NAME.DUMENT != "") vSearchProfile = "%%NAME.DUMENT%%%・*" NAME.CUSTOMER = $lowercase(vSearchProfile) retrieve/e "CUSTOMER" if ($status != 0) NAME.CUSTOMER="" endif end; onEdit trigger [サンプル] [内容] 検索項目に検索文字列を入力するごとに、その時点で該当する 候補一覧を表示しながら絞り込んでいく [使用手順] 1. データベースにテーブル名、CUSTOMER が存在する場合は削除(Drop)してください。 2. ONEDITFRM.xmlファイルをUniface 9.6.04にインポートする 3. ONEDITFRMフォームをコンパイルし、実行する 4. [データ作成] ボタンを押してテストデータを作成する 5. [検索文字]に次の順序で文字を入力する。 [実行結果] 検索文字列 該当する候補件数 t 8件 te 7件 tes 6件 test 5件 test 1 4件 test 12 3件 test 123 2件 test 1234 1件 ダウンロード ファイル名 : ONEDITFRM.zip サイズ : 8KB